Watchmaker’s Dahlia Blog

修理でお預かりしていた時計のつつかなが破損していた為、作成しました。

オーダー頂いていた、クロノグラフのプッシュボタン。完成です。

時計とはまったく関係ないのですが、スイスのモノにはなぜか魅かれる習性が。

スイスクロスを見つけると、スイス製じゃないのに見に行ってしまったりします。

写真はスイス製のドッグフード。犬は飼っていませんが取りあえず写真を撮ってみました。

毎日雨で湿度が高い。金属機械には最悪です。日本はとにかく良くサビる。これでもかってくらいに手入れをしてもサビが出たりする。いろんな方法を試してはみましたが、いまいちこれだ！！ってものがない。研磨剤は出来る限り使いたくはなし。なにかないですか？

１０月１５日から開催されるそうで、行ってみようと思います。行かれる予定の方いますか？

http://www.suwamesse.jp/index.html

目的はディスクトップ加工機。本体は机におけるサイズで、ヘッドの交換でいろいろな加工に対応できる。切削加工機、研削加工機、放電加工機、レーザー加工機などなど。

いいモノがあったらご紹介します。

ダーリア製のメインスプリングワインダー。大きな特徴の一つが、香箱に香箱真をセットした状態でゼンマイを挿入できること。

ワインダー自体もう何十年と変化が無かったから、最初は違和感があるかもしれません。

でも、ただ単にゼンマイが先か、香箱真が先かの問題のために新しく作った訳ではありません。

ゼンマイの中心と、それをはめ込む香箱真では、絶対にゼンマイの中心の径の方が小さく巻かれているため、ゼンマイを挿入後、香箱真は無理矢理入れなければいけない感があります。香箱真を斜めにしておいて、グリッといれる。それがずっと嫌だった。

香箱真はスチール製、ゼンマイは合金、香箱は真鍮、これでは香箱にダメージが残る。しかも香箱には一番力がかかる。香箱真が接する箇所は出来る限りスムーズに仕上げたい。

そのために、香箱真が先と言う結論に。

いままでの習慣にとらわれずもう一度考え直していくと、まだまだ改善の余地がある工具がたくさん出てきます。工具の開発。これもウオッチメーカーの大切な仕事の一つです。

P.S　なにはともあれ、試してもらわないと。と言うことで、メンバー限定ですが、モニター募集を開始する予定です。

技術者の必需品ピンセット。かなり多くのメーカーからいろいろな種類が発売されていて、かなりの種類を試した結果、お気に入りはデュモスター。デュモン社から発売されている合金素材のピンセット。デュモクセルは先端のみだけど、デュモスターは全体が非磁性体。硬さもいい感じ。耐久性も高い。

握った感じは少しかたいと感じるかもですが、なれてしまえば違和感はない。柔らかい感覚が好きな人にはどうだろう。こればかりは好みの問題だからなぁ。でも、一度試してほしい１本です。

ピンセット

昨日、スイスからのお客様とのミーティングがありました。なかなか良いお話が出来たと思います。サンプル品も頂くことになったので、良いものはどんどん紹介していきますのでお楽しみに。

ミーティングのあとは一緒に夕食を食べに十番まで移動。日本の温泉に入ったことがないとのことで、次回は温泉に行こうと言う話しに。異文化交流はいつも面白い。

メインスプリングワインダー

メインスプリング・ワインダー用の木箱を作ろうかと考えています。とりあえず試作品。

まずは、６本くらいがきれいに収まるサイズにしようかと思います。でも意外と高くてびっくり。これから交渉してみます。

ダーリア製プッシャー／アンビル

ダーリア製プッシャーとアンビルのコンプリートセットを１０００円スタートでyahooオークションに出品します。

アクリル製台が試作品のため、穴がまっすぐではないことと、プッシャーとアンビルもテストピースのため格安スタートでのご提供です。もちろん使用には全く問題ありません。通常定価１２万円以上の商品です。

まれに、試作品やテストピースは出品させて頂いておりますが、コンプリートセットはこれが最後かも。